ヨガ

ヨガで大切な3つのバンダ

ヨガをしているとよく耳にすると思いますが、なんとなくぼんやりしている方も多いのでは?
ということで、今日は「バンダ」について解剖学的にお話したいと思います。

1.バンダとは


バンダとはサンスクリット語で「締める」を意味し、ヨガでは体内のエネルギーを垂れ流しにしないようにバンダを働かせる必要があります。適切にバンダをかけることで、エネルギーを停滞・循環させ、ポーズが安定することで呼吸を深めることができます。

別の言い方として、「丹田」「インナーマッスル」などがありますが、いずれも深層筋を含む組織または機能を指します。ヨガではエネルギーを留め巡らせるためですが、解剖学的に言うと「関節を守るため」に使うテクニックです。

2.3つのバンダ


実際は9つのバンダがありますが、ここでは代表的な3つのバンダについて説明します。

①ムーラバンダ
②ウッディヤナバンダ
③ジャーランダラバンダ

それぞれの場所とバンダをかけるときのポイントをお伝えします。

①ムーラバンダ

会陰部(恥骨と尾骨の間)にあるとされる。
<意識するポイント>
息を吐きながら、尿を我慢する感覚で骨盤底筋群を引き上げる

②ウッディヤナバンダ

おへその下、丹田(横隔膜後部)にあるとされる。
<意識するポイント>
おへそを背骨に近づけ、肋骨を閉じようとする

③ジャーランダラバンダ

首と頭の付け根(胸郭出口)にあるとされる。
<意識するポイント>
首の後ろを伸ばすように顎を少し引き、喉の奥を引き締める
摩擦音を出しながら呼吸をする(ウジャイ呼吸といいます)

これらのバンダはディープフロントラインと呼ばれる筋膜とリンクしているので、解剖学的に捉えると分かりやすく意識しやすいと思います。
(ディープフロントラインについては調べてみてくださいね)

3.まとめ

バンダというと、エネルギーを留めておく目に見えないぼんやりとしたもの……
というイメージがありますが(私はそうでした!)、解剖学と合わせて捉えると非常にイメージしやすくなりませんか?
アーサナを練習する際は、ぜひこのバンダを意識してみてください。
すると格段に呼吸が深まり、アーサナが深まる感覚を味わって頂けると思います。